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【初心者向け】Premiere Proの使い方をプロが解説

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動画編集ソフトとして有名な「Adobe Premiere Pro」。

基本から高度な編集まで幅広く対応できることから、多くの方に使われています。

しかし、動画編集を始めたばかりの初心者さんの中には、

・プロのソフトっぽくて扱いが難しそう。
・機能がたくさんあって何から始めれば良いかわからない!
・初心者が知っておくべき最低限のスキルとかってある?

と、困っている方もいるのではないでしょうか?

そこでこの記事では上記のような悩みを持つ方向けに、プロ動画編集者の私が『Premiere Proの基本の使い方』について解説します!

【この記事は、約7分で読めます】

【図解でわかる】Premiere Proの基本の使い方

初心者でもすぐに使える!その理由

そもそも「初心者でもPremiere Proって使いこなせるの?」という疑問や不安をお持ちの方のために、初心者でもすぐに使いこなせる理由を解説します!

\結論/

ポイントを抑えれば初心者でも使いこなすことが可能

全機能を使いこなすのはなかなか難しいですが、必要なポイントに絞ることで初心者でもすぐに使いこなすことができます。

初心者が抑えるべきポイントは、

  • 基本操作
  • 編集のステップ

の2つです。

難しい部分は全部無視して、とりあえず必要なポイントに絞って編集を始めましょう!

抑えるべきPremire Proの基本操作

Premiere Proのソフトを目の前にしても恐れることはありません!

まずは、ソフトを立ち上げてプロジェクトを作成するところから始めましょう。

プロジェクトを作成する

Premiere Proを立ち上げると、下のような画面が開きます。

まずは「新規プロジェクト」のボタンをクリック。

新規プロジェクトの「名前」、保存する「場所」を決めてOKをクリック。

これで、新しいプロジェクトを作成することができます。

簡単ですよね!?

新規プロジェクトを作成すると、ワークスペースが開きます。

ワークスペースを理解する

ワークスペースとは、作業する空間のこと。

プロジェクトを作成して現れた下のような画面のことをいいます。

そして、ワークスペースを構成している小さな枠のことを「パネル」といいます。

各パネルの機能は、以下の通りです。

使いやすいように、パネルの位置を変えたり、追加したりすることも可能です!

各パネルについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

機能の名称を知る

覚える必要はありませんが、この後、編集のステップを解説するにあたって知っておいた方が良い機能などの名称をご紹介しておきます。

  • シーケンス:編集作業をする作業台のようなもの
  • タイムライン:素材などを並べるところ
  • クリップ:動画やテキスト、音声などの素材のかたまり
  • 再生ヘッド:現在の編集ポイントを示すもの
  • 選択ツール:クリップなどを選択するツール
  • レーザーツール:クリップをカットするツール
  • テキストツール:横書きのテキストを追加するツール

これで、抑えるべき基本操作の解説は終了です!

ここまで理解できたら、続いて実際の編集ステップについて理解しましょう。

【手順はたった5つ!】Premiere Proの編集ステップ

たった5つの編集ステップを理解すれば、初心者さんでも簡単な動画をすぐに1本作ることが可能です!

ステップ①|素材を読み込む

まずは、これから編集する素材をソフトの中に読み込みます。

で素材をインポートしましょう。

読み込んだ素材は、ドラッグ&ドロップでタイムラインに配置します。

すると、シーケンスのデータも作成されます。

ステップ②|素材をカットする

タイムラインに素材を並べたらカットをしていきましょう。

  • STEP1
    削除部分の先頭でクリック
    キーボード「C」を押してレーザーツールに切り替え、再生ヘッドを削除したい部分の先頭に移動させてクリック。

  • STEP2
    削除部分の最後でクリック
    再生ヘッドを削除したい部分の最後に移動させてクリック。

  • STEP3
    クリップ削除
    キーボード「V」を押して選択ツールに切り替え、削除したい部分を選択後「⌥+Delete(Ctrl+Delete)」でクリップを削除します。

  • STEP4
    繰り返し
    あとは、STEP1〜3の繰り返しです。

これで、素材のカットができました。

カットの方法は他にもありますし、ショートカットキーを使えばより効率的にできます。

興味のある方は、これらの記事も参考にしてみてください。

ステップ③|テキストを入力する

カットで動画全体の尺(長さ)が決まったら、テロップの入力をしましょう。

  • STEP1
    新規テキスの作成
    テキストを入れたい部分に再生ヘッドを移動させ、キーボード「T」を押してテキストツールを選択後、プログラムパネルをクリック。

  • STEP2
    テキスト入力
    カーソルが現れるので、テキストを入力します。

  • STEP3
    テキストの調整
    キーボードで「ESC」を押した後「V」を押して選択ツールに切り替え、エッセンシャルグラフィクスパネルでテキストの調整をします。

  • STEP4
    繰り返し
    あとは、STEP1〜3の繰り返しです。

エッセンシャルグラフィックスの詳しい使い方は、こちらの記事をチェックしてみてください。

これで、テキストの入力もできました。

テキスト入力には、どうしても時間がかかってしまいます。

効率化させたい!という意欲高めの方は、こちらの方法も参考にしてみてください。

ステップ④|BGMや効果音を入れる

書き出しの前に、動画の雰囲気を左右するBGMや効果音も挿入しましょう。

BGMや効果音などの音声素材も、動画素材と同様の方法で読み込むことができます。

読み込んだ後、タイムラインパネルにドラッグ&ドロップで挿入しましょう。

BGMや効果音は、素材によって元々の音量が異なります。

音声素材を挿入した場合は、必ず音量調整もおこないましょう。

  • STEP1
    音声クリップを選択
    キーボード「V」を押して選択ツールに切り替え、音量を調整したいクリップをクリック。

  • STEP2
    エフェクトコントロールで調整
    エフェクトコントロールパネルでボリュームの「レベル」を調整します。
    時計マークをクリックし、数値を調整しましょう。

音量の目安としては、

  • トーク:-5dB~-15dBらい
  • BGM:-15dB~-35dBくらい
  • 効果音:0dB〜-5dBくらい

だと、ちょうど良いかと思います。

オーディオメーターが赤色に振り切っているとうるさすぎるサイン!

上記を目安にしながら、調整してみてください!

ステップ⑤|動画を書き出す

編集し終えたら、最後に動画を書き出す作業が必要です。

⌘+M(Ctrl+M)」で書き出しウィンドウを開きます。

形式」「プリセット」「出力名」を指定して、「書き出し」をクリックします。

YouTube用の動画を書き出す場合は、

  • 形式:H.264
  • プリセット:ソースの一致:高速ビットレート(または高品質1080p HD)

で指定しておくと問題ないかと思います。

書き出し作業が終わると、指定した保存先に動画が出力されます。

以上の5つのステップで、1本の動画を編集し完成させることができました。

まとめ

今回は、初心者でもわかるPremiere Proの基本的な使い方について解説しました。

Premiere Proは多機能で最初は扱いづらいかもしれませんが、一度慣れてしまえば編集の幅は広がります!

初心者さんはまず、今回の解説をベースにしながら、ソフトに慣れていきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。