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画像を動かす方法|Premiere Proモーションの使い方

Premiere Proで編集していると、

・読み込んだ画像を動かしたい
・画像を動画のように動かすことってできるの?

と、画像に動きをつけたくて悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

Premiere Proでは、画像を動かして動画のように見せることも可能です。

そこで今回は、Premiere Proで画像を動かす方法について解説していきます。

動画編集の際に私が実際に使っている方法を解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

【この記事は、約5分で読めます】

Premiere Proで画像を動かす方法

Premiere Proで画像を動かすには、エフェクトコントロールパネル内の「モーションを使います。

中でも、画像を動かすには以下の3種類を使います。

  • 位置
  • スケール
  • 回転

それぞれ動きが異なりますので、1つずつ解説していきます。

「位置」の数値を指定

位置」の数値を指定すると、上下・左右のある定位置に画像を動かすことができます。

まずは、タイムライン上の画像クリップを選択し、エフェクトコントロールパネルを開きます。

ワークスペース上にエフェクトコントロールパネルが表示されてない場合は、メニューバーの「ウィンドウ」→「エフェクトコントロール」でパネルを開きましょう。

「位置」の数値を指定して、上下・左右に画像を移動させます。

画面上で確認しながら動かしたい場合は、モーション部分を選択してプログラムパネル上で青枠を表示させます。

マウスで画像を掴み、任意の位置に動かします。

これで、画像を上下・左右のある定位置に動かすことができました。

「位置」をキーフレームで指定

キーフレームを使うことで、画像を上下・左右に動かし、動画のように見せることもできます。方法は、以下の通りです。

まずは、始点に再生ヘッドを移動させ、位置の数値を指定してから時計マークをクリック。

すると、キーフレームが打たれます。

再生ヘッドを終点に移動させ、画像の位置も動かします

位置の数値を指定すると、自動的にキーフレームが打たれます。

プログラムパネルで再生し、画像の動きを確認しましょう。

始点〜終点の間にキーフレームを追加すると、より複雑な動きにすることができます。

キーフレームについて詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。

「スケール」の数値を指定

スケール」の数値を指定すると、サイズを変えて前後に画像を動かすことができます。

まずは、タイムライン上の画像クリップを選択し、エフェクトコントロールパネルを開きます。

「スケール」の数値を指定して、サイズを変えて前後に画像を移動させます。

画面上で確認しながら動かしたい場合は、モーション部分を選択してプログラムパネル上で青枠を表示させます。

マウスで青枠の白丸部分を掴み、任意のサイズに動かします。

これで、画像をサイズを変えて前後に動かすことができました。

「スケール」をキーフレームで指定

キーフレームを使うことで、画像をサイズを変えながら動画のように見せることもできます。方法は、以下の通りです。

まずは、始点に再生ヘッドを移動させ、スケールの数値を指定してから時計マークをクリック。

すると、キーフレームが打たれます。

再生ヘッドを終点に移動させ、画像のスケールも指定します。

スケールの数値を指定すると、自動的にキーフレームが打たれます。

プログラムパネルで再生し、画像の動きを確認しましょう。

先ほど解説した「位置」と同時に、始点〜終点の間にキーフレームを追加することで、より複雑な動きを実現することができますよ。

「回転」の数値を指定

回転」の数値を指定すると、画像を回転させて動かすことができます。

まずは、タイムライン上の画像クリップを選択し、エフェクトコントロールパネルを開きます。

「回転」の数値を指定して、画像を回転させます。

画面上で確認しながら動かしたい場合は、モーション部分を選択してプログラムパネル上で青枠を表示させます。

青枠の周りにマウスをもっていき、矢印マークになったら回転させて動かします。

これで、画像を回転させて動かすことができました。

「回転」をキーフレームで指定

キーフレームを使うことで、画像を繰り返し回転させて動画のように見せることもできます。方法は、以下の通りです。

まずは、始点に再生ヘッドを移動させ、回転の数値を指定してから時計マークをクリック。

すると、キーフレームが打たれます。

再生ヘッドを終点に移動させ、画像の回転も指定します。

※回転の数値を指定すると、自動的にキーフレームが打たれます。

プログラムパネルで再生し、画像の動きを確認しましょう。

先ほど解説した「位置」「スケール」と同時に、始点〜終点の間にキーフレームを追加することで、より複雑な動きを実現することができますよ。

まとめ

今回は、Premiere Proで画像を動かす方法について解説しました。

「位置」「スケール」「回転」を同時に使えば、画像だけで動画のような動きを出すことも可能です。

単純な画像も、動きをつけることで動画にメリハリが生まれるので、ぜひ活用しましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。