動画編集の作業時間を半分にする方法【時短テクニック6選】

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動画編集には慣れてきたけど、作業時間が膨大にかかってしまいどうしたらいいのかと悩んではいませんか?

  • 編集時間を短縮する方法が知りたい
  • 動画編集の時短テクがあるなら教えて!

と、まだまだ動画編集を効率化させる具体的な方法を知らない人も多いと思います。

私自身、0から動画編集を始めましたが、今では編集時間を半分以下に短縮できています。

そこで今回は、動画編集を効率化させる時短テクニック6選をご紹介したいと思います。

\どんな人? /

\ 私の使っている編集ソフト /

目次

①:作業環境を整える

まずは、作業環境を整えることが重要です。

私自身が主に効果を感じたと思うのは、以下の3つです。

編集用のPCスペックを改善する

高スペックのPCの方が作業速度は格段に上がります。

私の経験上、動画編集で使用するなら、

  • CPU:Windows intel Core i5以上、Mac M1以上
  • メモリ:8GB以上
  • ストレージ:256GB以上
  • GPU:編集ソフトに寄る

くらいのPCスペックは最低限必要になると思います。

しかし、上記のスペックでは最低限の編集作業はできますが、カタカタしてしまうのも事実

スペックを上げればあげるほど価格も高くなるので、ご自身のお財布と相談しながら可能な限り高スペックのPCを使用するようにしましょう。

また、編集用PCをWindowsにすべきかMacにすべきか迷っている方も多いと思います。

そんな方は、下記の記事も参考にしてみてください。

デュアルディスプレイを使う

編集画面は小さなウィンドウが多く、ノートパソコンの小さなスクリーンだけでは作業がしづらいです。

なので、編集する際はデュアルディスプレイを用意して二画面で作業するようにするようにしましょう。

デュアルディスプレイにすることで、

  • 各ウィンドウが大きく表示できる
  • 画面の切り替えが不要
  • 編集上の細かな調整が簡単

と、作業効率が上がります。

デュアルディスプレイに使用するモニターは、フルHDのものから4K・8Kに対応したものなど様々です。

ちなみに私は、下記のモニターを使用しています。

ご自身が編集する動画の解像度や作業環境に応じて、適切なものを購入しましょう。

編集用の機材をワイヤレス化する

編集中、手元に機材のコードがあるとストレスになり、作業効率も下がります。

なので、動画編集に使う機材はワイヤレス化するのがオススメです。

特に、イヤホンはコードがあると手元でぷらぷらして邪魔になります。

他にもワイヤレス化できる機材や作業デスク周りを整理できるアイテムなどもあります。

興味のある方は、下記の記事も参考にしてみてください。

②:編集前に素材などを整理する

編集作業に入る前に、素材などの整理や準備をしておくと、より作業がスムーズに進みます。

今回は、私が実際にやっている以下の2つをご紹介します。

素材のフォルダを整理する

動画編集に使用する素材は、動画、写真、イラスト、BGM、SE(効果音)など、種類は様々です。

編集中、使用したいときにすぐ求めている素材に辿り着くよう、フォルダを整理しておくのがオススメです。

多くの編集ソフトでは、フォルダごと素材を読み込むことができます

編集ソフト上で整理する手間を省くためにも、データの格納先(私の場合、デスクトップ)で素材の種類ごとにフォルダ分けしておきましょう。

撮影前に台本(テロップ)を作成する

撮影から編集まで、全工程の作業時間を短縮してくれるのが台本作りです。

予め台本(テロップなど)を作成しておくことで、動画の完成イメージが明確になり、編集速度が上がります。

また、台本通りに進めれば撮影もスムーズなので、動画1本の完成時間が短縮します。

  • 動画の取り直しが多い
  • 編集時間がなんか長くなる
  • 動画の完成イメージが描きにくい

などで悩んでいる方は、ぜひ試していただきたいテクニックです。

③:ショートカットを利用する

編集時間を短縮したいなら、ショートカットの利用は必須です。

ショートカットを上手に使うために、以下の2点を抑えましょう。

デフォルトのショートカットキーを覚える

まずは、デフォルトで設定されているショートカットキーを覚えましょう

Premiere Proで使用頻度の高いショートカットは、こちら。

アクションショートカット
再生 / 停止Space
選択ツールV
コピーCtrl(⌘)+ C
ペーストCtrl(⌘)+ V
削除Delete
保存Ctrl(⌘)+ S
取り消しCtrl(⌘)+ Z
やり直しCtrl(⌘)+  Shift + Z
書き出しCtrl(⌘)+ M

編集ソフトだけでなく、PCのデフォルトショートカットと重複しているものもありますので、覚えていて損はありませんよ。

ショートカットをカスタマイズする

ショートカットは、自分の使いやすいようにカスタマイズすることも可能です。

後で解説する「高速カット」と「効率的なテロップ入力」のために、私は下記のようにショートカットをカスタマイズしています(Premiere Proの場合)。

アクションショートカット
編集点を追加X
前の編集ポイントを再生ヘッドまでリップルトリミングQ
次の編集ポイントを再生ヘッドまでリップルトリミングW
ズームインS
ズームアウトA

カスタマイズのやり方を知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。

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④:高速カットを使う

編集で一番時間がかかるのが「カット」作業です。

少しでも作業時間を短縮するために、高速カットできるテクニックをご紹介します。

ショートカットで高速カットする

高速カットで使用するショートカットは、

  • Space:再生/停止
  • Q:前の編集ポイントを再生ヘッドまでリップルトリミング
  • X:編集点を追加

です。

手順としては、

  • トラック番号をチェック
  • Spaceで再生
  • Xで編集点を追加
  • Qでリップルトリミング
  • ②〜④の繰り返し

だけです。

これだけで、カットの作業時間は約半分に短縮できます

手順の詳細について知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。

自動機能を活用する

高速カットの他に、編集ソフトに搭載されている自動機能を活用するのもオススメです。

Premiere Proでは「シーン編集の検出」を使うと、AIによってシーンの切り替わりを検出し自動的に編集点を追加してくれます。

この「シーン編集の検出」機能は、シーンの切り替わりが多い動画で有効的です。

過去に書き出した自分の動画を素材として再利用する際などに使うとかなり便利ですよ。

⑤:テロップ入力を効率化する

カットと同じくらいに作業時間を費やしてしまうのがテロップ入力です。

しかし、ショートカットを利用しながらポイントを抑えることで効率化することができます。

私が実際に使っている効率化テクニックを2つご紹介します。

ショートカットで効率テロップ入力する

効率的なテロップ入力で使用するショートカットは、

  • Space:再生/停止
  • X:編集点を追加
  • ←:1フレーム戻る

です。

手順としては、

  • 元テロップを入力
  • テロップの複製
  • トラック番号にチェック
  • Xで編集点を追加
  • ←で1フレーム戻す
  • プログラムパネルでテキスト入力
  • ④~⑥の繰り返し

です。

高速カットより手順は多くなりますが、リズムに慣れれば作業速度は上がります

手順の詳細について知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。

テンプレートを使う

テロップのデザインなどを統一したい場合などは、テンプレートを使うのもオススメ

Premiere Proでは、エッセンシャルグラフィックスの「マスターテキストスタイル」を作成することでテンプレートを作成することができます。

手順としては、

  • スタイルを作成
  • 適用するクリップを全選択
  • テキストスタイルをペースト

です。

手順について細かく知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。

⑥共通部分はテンプレート化しておく

編集する際、毎回使用する共通部分についてはテンプレート化しておくと◎です。

特にテンプレート化しておくのをオススメするのは、以下の2つです。

OP・EDは固定化する

オープニング・エンディングは、同じものを使用することが多いと思います。

なので、編集の度に使い回しできるように固定化してテンプレを作っておきましょう

オープニングに関しては、動画によって映像が異なると思うので、BGM効果音タイトルなどを固定化しておくのがオススメです。

一方、エンディングは毎回、同じものを使用することも多いと思います。

全く同じ場合は、エンディング部分のみで動画を書き出し、各動画の最後に入れ込むようにしましょう

BGMをテンプレート化する

BGMの音量やフェード調整などを毎回していては、作業時間が短縮されません。

ちょうど良い音量やフェードイン・フェードアウトのタイミングを決めたら、テンプレート化しておきましょう

BGMの調整時間がなくなるので、編集の時短につながりますよ。

まとめ

今回は、動画編集を効率化させる時短テクニック6選をご紹介しました。

動画編集は時間のかかるものだと思われていますが、短縮できるところを削ることで作業時間は半分以下にすることも可能です。

ぜひ今回ご紹介したテクニックを活用して、動画編集の時短に取り組んでみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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