カラーマットのつけ方!PremiereProの超簡単オススメ編集法3選

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今回は、Premiere Proにおけるカラーマットのつけ方をご紹介します。

  • カラーマットってどうやってつけるの?
  • 簡単にできる、カラーマットを活かした編集方法とかある?

といった悩みにお応えしていきます。

カラーマットは背景に色をつけるだけでなく、テロップの装飾・トランジションにも活かすことができます。

今回は、実際に私が使っている方法を解説していきます。

ぜひ、参考にしてみてください。

\どんな人? /

\ 私の使っている編集ソフト /

目次

Premiere Proのカラーマットとは

Premiere Proの中にある「カラーマット」とは、単色で塗られたシートのようなもの

位置、スケール、透明度などの項目を調整することで

  • 動画の背景
  • カラーエフェクト
  • トランジション
  • テロップ背景

などとして使うことができます。

つまり、カラーマットのつけ方1つで、編集の幅がまた1つ広がるのです。

カラーマットの作成方法

カラーマットを作成する手順は、以下の5ステップです。

カラーマットの作成方法
  • カラーマットを新規作成
  • サイズを入力
  • カラーを選択
  • 名前を入力
  • タイムラインに挿入

1つずつ、解説していきます。

STEP1:カラーマットを新規作成

メニューバーの「ファイル」から、「新規」→「カラーマット」を選択します。

または、プロジェクトパネルの「新規項目」ボタンから「カラーマット」を選択します。

STEP2:サイズを入力

現れた小さなウィンドウで、指定したいサイズを入力します。

カラーマットのサイズは、タイムラインに適用後、エフェクトコントロールパネルでも調整することができます。

エフェクトコントロールパネルでの調整の方が、動画と照らし合わせて調整できるので、この画面ではサイズは変更せず、そのままOKするのが個人的にはオススメです! 

STEP3:カラーを選択

カラーピッカー」という小さなウィンドウが現れます。

直接、色を選択するか、RGBの数値を入力して色を選択しましょう。

STEP4:名前を入力

名前」という小さなウィンドウが現れます。

わかりやすいように、作成したカラーマットに名前をつけておきましょう。

名前につけておくと管理しやすくなるのでオススメです!

STEP5:タイムラインに挿入

名前まで入力すると、プロジェクトパネルに作成したカラーマットが追加されます。

作成したカラーマットを選択したまま、タイムラインにドラッグアンドドロップしましょう。

すると、動画内にカラーマットが適用されます。

カラーマットを背景として使うときは、素材となる動画(または画像)より下のレイヤーに挿入しましょう。

素材よりも上のレイヤーにおいてしまうとカラーマットに覆われて、動画や画像が映らなくなりますので、注意しましょう!

以上で、動画の背景にカラーマットをつけることができました。

カラーマットを活かしたオススメ編集法3選

カラーマットを活かした編集法について、以下3つの方法をご紹介します。

カラーマットを活かした編集方法
  • カラーエフェクト
  • トランジション
  • テロップの背景(座布団)

以下で1つずつ、詳しく解説していきます。

カラーエフェクト

1つ目は、カラーマットを使ってカラーエフェクトをかける編集方法です。

手順は、以下の2ステップです。

STEP
カラーマットを挿入

カラーマットを素材動画よりも上のレイヤーに挿入します。

STEP
不透明度の調整

カラーマットのクリップを選択して、エフェクトコントロールパネルを開き、不透明度の数値を下げます

すると、全体にカラーマットの色を薄くかけることができ、カラーエフェクトのような編集をすることができます。

トランジション

2つ目は、カラーマットを使ったトランジションの編集方法です。

今回は、動画の終わりに向けて徐々に画面が白くなっていくホワイトアウトを例に解説していきます。

STEP
カラーマットを挿入

カラーエフェクトの時と同様に、白のカラーマットを素材動画よりも上のレイヤーに挿入します。

STEP
エフェクトコントロールパネルを開く

カラーマットのクリップを選択して、エフェクトコントロールパネルを開きます。

STEP
クリップ最後にキーフレーム

以下の手順で、クリップの最後にキーフレームを設定します。

キーフレームの設定
  • クリップの最後に再生ヘッドを移動させます。
  • 不透明度100%」で時計マークをクリックします。
  • すると、キーフレームが打たれます。
STEP
ホワイトアウト開始点にキーフレーム

以下の手順で、ホワイトアウトの開始点にキーフレームを設定します。

キーフレームの設定
  • ホワイトアウトを開始する点に再生ヘッドを移動させます。
  • 不透明度0%」でくさびマークをクリックします。
  • すると、キーフレームが打たれます。

以上で、ホワイトアウトのトランジションをつけることができます。

上記の手順でトランジションをつけたら、一度動画を再生して、ホワイトアウトができているか確認しましょう。

テロップの背景(座布団)

3つ目は、カラーマットを使ってテロップ背景をつける編集方法です。

今回は、画面の横幅いっぱいに帯をつける、座布団」のつけ方を解説します。

STEP
テロップを入力

テロップとなるテキストを入力します。

テロップ入力の方法がわからない場合は、こちらの記事をチェック。

STEP
カラーマットを挿入

テロップの1つ下のレイヤーにカラーマットを挿入します。

STEP
エフェクトコントロールパネルを開く

カラーマットのクリップを選択して、エフェクトコントロールパネルを開きます。

STEP
カラーマットのサイズ調整

以下の手順で、テロップに合うようにカラーマットのサイズを調整します。

  • まずは、「縦横比を固定」のチェックを外します。
  • モーション」をクリックし、アンカーポイントをテロップの下に移動させる。
    ※アンカーポイントとは、モーションを調整する際、基準となる点のこと
  • スケール(高さ)」の値を下げて、文字の高さに合うよう調整する。
  • 不透明度」の値を下げる。
    ※好みにもよりますが、30%前後がオススメです!

以上で、テロップに座布団をつけることができました。

座布団によるテロップ背景は、半透明にすることでおしゃれな印象を与えることができます。

一方、エッセンシャルグラフィックス内の背景を使っても、テロップに背景をつけることが可能です。

方法については、こちらの記事をチェック。

まとめ

今回は、Premiere Proにおけるカラーマットのつけ方について解説してきました。

カラーマットは、一度つけ方を覚えてしまえば簡単に挿入することができます。

使い方をアレンジすることで、見え方を一気にグレードアップすることができるので、おしゃれな雰囲気を出したい編集などで使ってみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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