お悩み相談 PR

テキストをグラデーションに!Premiere Proの2つの方法

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

テレビやYouTubeなどでよく見かけるグラデーションの付いたテキストで、動画のクオリティを上げたいと思ったことはありませんか?

・テキストにグラデーションを付けるのってどうやるの?
・テレビのようなハイクオリティなテキストは私には無理!

とグラデーションテキストの作成に悩んでいたり、諦めたりしている方も多いと思います。

しかし、テキストにグラデーションを付ける手順はとても簡単です。

そこで今回は、Premiere Proでテキストにグラデーションを付ける方法について解説していきます。

【この記事は、約6分で読めます】

Premiere Proでテキストをグラデーションにするには!?

Premiere Proでは、

  • エッセンシャルグラフィックスの「塗り」
  • 4色グラデーションのエフェクト

のどちらかを使えば、簡単にテキストにグラデーションを付けることができます。

どちらの方法も、手順を覚えてしまえばとても簡単です。

以下で、1つずつ解説していきます。

エッセンシャルグラフィックスでグラデーションを作る

まずは、エッセンシャルグラフィックスの「塗り項目でグラデーションを作る方法です。

手順は、以下の2ステップです。

①:テキストを入力

ツールパネルから「テキストツール」を選択し、グラデーションにしたいテキストを作成します。

グラデーションを付ける前に、配置やフォントなどは整えておくと◎

エッセンシャルグラフィックスの詳しい使い方について知りたい方は、こちらを参考にしてみてください。

②:グラデーションを作成

先ほど作成したテキストを選択した状態で、エッセンシャルグラフィックスパネルのアピアランスにある「塗り」をクリックします。

カラーピッカーのウィンドウが開いたら、左上のプルダウンから「線形グラデーション」を選択します。

すると、4つの分岐点があるバーが表示されます。

上2つの分岐点が不透明度下2つの分岐点がカラーを調整するためのものです。

下の分岐点のどちらかをクリックで選択し、カラーを指定します。

もう一方の分岐点も同様に、クリックで選択してからカラーを指定しましょう。

これでグラデーションのテキストを作成することができます。

他の設定項目を使えば、細かいグラデーション調整をすることも可能です。

以下に、主な設定項目とその調整方法について解説しておきます。

色の割合を調整する

分岐点の間にある◇マーク、または「場所」の数値で、色の割合を指定することができます

プレビュー画面を確認しながら、ちょうど良い割合に指定しましょう。

角度を調整する

Angle」の数値で、グラデーションの角度を指定することができます

指定できる数値の範囲は、-360〜-360です。

こちらもプレビュー画面を確認しながら、ちょうど良い角度に指定しましょう。

色を追加する

バーの下部分でクリックすると、分岐点を追加することができます

カラー、分岐点の位置、割合を調整することで、グラデーションを調整することができます。

不透明度を調整する

バーの上部分にある分岐点を選択し、「不透明度」の数値で、透明度を指定することができます

不透明度の分岐点はカラーの分岐点と同様に、◇マーク、または「場所」の数値で、割合を指定することができます

また、バーの上部分でクリックすると、分岐点を追加することも可能です。

分岐点を削除する

追加した分岐点は、削除することもできます

削除したい分岐点を選択した状態で、「削除」ボタンをクリックします。

これで、分岐点を削除することができます。

4色グラデーションでグラデーションを作る

続いては、エフェクト「4色グラデーション」を使ったテキストグラデーションを作る方法です。

手順は、以下の3ステップです。

①:テキストを入力

まずは、グラデーションにしたいテキストを作成します。

エフェクトを適用する前に、配置やフォントなどは整えておきましょう

②:4色グラデーションのエフェクトを適用

エフェクトコントロールパネルから「4色グラデーション」を選択し、テキストのクリップに適用します。

③:エフェクトの調整

エフェクトコントロールパネルでエフェクトの細かい調整をします。

4色グラデーションの使い方について詳しく知りたい方は、こちらを参考にしてみてください。

テキストだけじゃない!図形にグラデーションを付ける方法

上記で解説したグラデーションを付ける方法は、テキストだけでなく図形でも応用することができます

手順は、テキストの場合とほとんど変わらず、以下の2ステップです。

①:図形を作成

まずは、ツールパネルから適切なツールを選択し、図形を作成します。

②:グラデーションの作成

作成した図形を選択し、先ほど解説した

  • エッセンシャルグラフィックスの「塗り」
  • 4色グラデーションのエフェクト

のどちらかを使ってグラデーションを付けます。

以上で、図形にもグラデーションを付けることができます。

綺麗なグラデーションを作る!オススメサイトをご紹介

グラデーションのテキストを作成したいけど、綺麗なグラデーションになるカラーの組み合わせがわからない!という方も多いと思います。

今回は、私がよく使っている無料の配色サイトをいくつかご紹介します

Adobe Color

Premiere Proを扱っているAdobeの配色サイトです。

Adobe Color

ログインしてライブラリに追加することで、Premiere ProのCCライブラリと連携させて使うことができます

Color Drop

4色のカラーパレットで配色をオススメしてくれるサイトです。

Color Drop

サイトトップの検索ボックスから、キーワードを入力してオススメのカラーを探すこともできます。(検索は英語のみ対応っぽいです / 2023年9月現在)

使用したいパレットのカラー部分にマウスを持っていきクリックすると、そのカラーのRGBをコピーすることができて便利ですよ。

Color Palettes

4色のカラーパレットで配色をオススメしてくれるサイトです。

Color Palettes

サイドバーからカラーのイメージを絞って検索することも可能です。

使用したいパレットをクリックし、開いた画面の「#〇〇〇〇〇〇」の部分をクリックすると、そのカラーをコピーすることができて便利ですよ。

WebGradients

2色のカラーでできたグラデーションの組み合わせをオススメしてくれるサイトです。

WebGradients

左下にある「#〇〇〇〇〇〇」の部分をコピーすることで2色のRBGをコピーすることができますよ

まとめ

今回は、Premiere Proでテキストにグラデーションを付ける方法について解説しました。

テレビやYouTubeなどで見るデザインの凝ったテキストも、グラデーションを使えば実現することができます。

今回解説した方法を使って、ぜひグラデーションテキストを活用してみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。