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【実例】簡単に素人動画から抜け出す動画編集のコツ10選+応用編

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「動画編集を始めてだいぶたったけど、なんかカッコイイ動画に仕上がらない」
「どうしても素人っぽい動画になってしまう」

時間をかけて編集しているのに、なんかイマイチ!と悩んでいる人は、多いのではないでしょうか?

動画編集は基本的なスキルに加えて、ここを意識して編集しよう!というポイントを取り入れて編集するだけで、素人感を抜け出した動画にすることができます!

今回は、

  • 動画編集のスキルをたった1週間で習得
  • 動画編集歴は約4ヶ月
  • チャンネル登録1800人以上で収益化しているYouTuberの動画を15本以上編集

してきた私が実践している素人動画を抜け出す簡単テクニック10選をご紹介します!

テクニックを使うべき理由

動画編集では、カット / テロップ挿入 / BGM・効果音挿入の3つが必須の編集スキルです。この3つのスキルがあれば、一定の品質を維持した動画を作ることができることは、下記↓の記事でお伝えしてきました。

しかし、より楽しい/おもしろい/かっこいい動画にするために、これら必須のスキル以外のテクニックを使った方が良いことも、また事実です。そうしたテクニックは、先人たちが既に使っているものが多く、ポイントをおさえることができれば誰でも簡単に取り入れられるものばかりです。

難しいエフェクトを加えるよりも、まずは既に多くの編集者が取り入れているテクニックを学んで取り入れてみることをオススメします。

素人動画を抜け出す動画編集のコツ10選

ではさっそく、素人動画を抜け出す簡単な動画編集のコツをご紹介していきます!これらのテクニックは、私が実際にYouTuberの方の編集で取り入れているものです。ぜひ、参考にしてみてください!

1.開始15秒は切り替えを多めにする

動画の開始15秒あたりは、視聴者が特に集中して見る部分です。この「開始15秒あたり」でワクワクするような印象を与えることができれば、そのまま、その動画を見続けてもらえる可能性が高まります。

開始15秒では、ムダな間は徹底してカットしましょう。

また、オープニングとしてその動画のダイジェストを入れる場合は、2秒~3秒ごとに場面が切り替わるようにするとテンポの良い動画となるのでオススメです。

2.動画と静止画でメリハリをつける

ずっと同じ画角など、画に変化がない動画は、所々に静止画を取り入れて変化をつけるとメリハリが生まれます。

トーク系で、特に同じ画角から撮影した動画などの場合は、動画部分と静止画部分を作って、視聴者が飽きないようにするのがオススメです。

3.イメージ画像を挿入

さきほどお伝えした「動画と静止画でメリハリをつける」の、静止画の部分でイメージ画像を挿入すると、話している内容がより具体的に伝わるのでオススメです。

私は、挿入するイメージ画像はPixabayというフリーサイトから取ってきています。キーワードを入力するだけで、そのキーワードに関連した写真やイラストをピックアップしてくれます。臨場感の溢れる画像が多くあるので、メリハリをつけるための画像としてもオススメです!

4.スケールを変化させる

動画にメリハリをつける方法として、スケールを変化させることもオススメです。例えば、

・徐々にスケールを大きくする → 迫ってくる印象
・徐々にスケールを小さくする → 離れる/失う印象
・突然、スケールを大きくする → 驚き、インパクトを与える

などがあります。

スケールを変化させるだけで、メリハリが生まれ、画の動きで無意識に印象を与えることができます!

5.テロップ挿入の位置

テロップを入れる際には、入れる位置にも配慮が必要です。

特にYouTube用の動画を編集する際には、再生バーにかからないようにすることで、視聴者に不快感を与えないテロップになります。

Premiere Proを使って編集している方は、プログラム再生画面で二重の枠線を出すことで、再生バーにかからないようなテロップ挿入ができます。二重の枠線を出し、下の外側の枠より上にテロップが乗るように挿入すると綺麗に入ります!

6.文字の大きさを変える

場面に応じて文字の大きさを変えることも効果的です!例えば、

驚愕!

驚愕!

右の方が大きくした分、迫ってくる印象を与えることができます。場面に応じて、文字の大きさを変えることも取り入れてみてください。

7.フォントを変える

文字で印象を変えるというテクニックの中に、フォントを変えるという方法もあります。

・明朝体:きりっとした印象、冷静な場面など
・ゴシック体:はっきりとした印象、読みやすい、楽しい場面など

フォントには種類がたくさんあり、目を引くものから優しい印象を与えるものまで幅広くあります。編集する動画の雰囲気と合わせて使い分けると効果的です!

8.BGM・効果音の音量調整

画だけでなく、BGMと効果音の音量調整も忘れずに行うと、「心地の良い動画」という印象を与えることができます。

動画は目で与える印象だけでなく、音でも印象を与えることができます。つまり、BGM・効果音もとても重要です。

しかし、YouTubeを見ていると効果音だけが異様に大きかったり、BGMが大きすぎるといった動画がたまにあります。これでは、せっかくカットやテロップを入れて画を完成させても、視聴者が離れていってしまいます。

視覚だけでなく、聴覚でも心地の良い動画になるように工夫するとより◎!

9.無音部分を作る

BGMをずっと流すのではなく、無音の部分を作ることでメリハリをつけることができます。例えば、

・ショックなとき
・ガーンと落ち込んだとき
・驚いたとき

など。動画の流れの中で印象的シーンになったときに無音を使うと効果的に働きます。

10.明るさを変える

撮影時の照明が暗かったり、夕方に撮影した動画になったりと、画が暗い動画は見づらい印象を与えてしまいます。少しでも視聴者が見やすいように、明るさを調整すると、離脱率が下がります。また、明るさだけでなく、

・冷たい印象を与えたいとき:青系を強くする
・暖かい印象を与えたいとき:赤系を強くする

など、強くする色を変えることで与える印象も変えることができます!

【応用編】さらにプロっぽく見える編集のコツ3つ

編集に慣れてきたら取り入れるとさらにプロっぽく見える編集のコツを3つご紹介します!私も動画編集を始めて約1ヶ月が経過した頃から、これらのテクニックを入れるようになりました!編集パターンに変化が出るのでオススメです。

1.ブラーを活用

ブラーとはモザイクのように、画をぼやかすエフェクトです。トランジションのときなどに、背景の画をブラーでぼかし、タイトルなどを入れるとカッコイイ感じの動画に早変わりします!

また、一部分だけをブラーでぼやかすこともできるので、囲った部分だけきれいな動画で見えるといった編集テクニックにも応用できます!

2.クロップを使って比較演出

クロップとは、画をカットするエフェクトです。縮尺はそのままで、画の真ん中部分だけ切り抜きたいときなどに使います。

私は、両端をカットして半分にした2つの画像を並べて使い、何かを比較するときによく使います。透明度と合わせて使うことで、何かを比較する時にわかりやすく伝えることができます。

3.Vlog風動画は上下に黒帯入れる

映画のように上下に黒い帯を入れるテクニックです。Vlog系の動画によく使われます。上下に黒い帯を入れるだけですが、一気におしゃれな動画になります。

PremiereProを使っている私の場合、

①黒のカラーマットを作成し、タイムラインに入れる × 2トラック
②クロップのエフェクトをつける
③1つ目のトラックでは下の約90%、2つ目は上の約90%をカットする
※カットする部分の比率は動画に合わせて変える

といった方法で作ります。

難しそうに見えますが、一旦できると繰り返し使うことができます!雰囲気のあるおしゃれな動画にしてみたいという人は、ぜひ一度試してみてください!

まとめ

今回は、簡単に素人動画を抜け出す動画編集のコツ10選について、私の経験を基に解説してきました。

どれも簡単に実践してみることのできるテクニックばかりですので、次の動画編集から取り入れてみてください!

最後まで、お読みいただきありがとうございました。