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動画を早送りする!Premiere Proの方法3つを徹底解説

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動画編集をしていると、早送りやスローなど、再生速度を変えたいことも多いと思います。

・Premiere Proで早送りする方法とは?
・早送りするとカタカタするのってどうしたらいい?
・逆再生する方法を教えて!

この記事では上記のようなお悩みを『実際のステップでわかりやすく』解説します。

そんな解説する私の自己紹介は、こちら。

ぜひ参考にしてみてください!

【この記事は、約5分で読めます。】

【図解でわかる!】Premiere Proの早送り方法

【詳しく解説】Premiere Proで早送りする3つの方法

3つの方法を詳しく解説していきます。

それぞれの長所に合わせて使用する場面を使い分けましょう!

方法①|速度・デュレーション

「速度・デュレーション」の方法は、数値の指定で早送りするので、

メリット

正確な数値による速度指定が可能

数値できっちりと調整したい場合』はこの早送り方法がオススメです。

手順は、以下の通り。

  • STEP1
    速度・デュレーションを選択
    早送りしたいクリップ上で右クリック→「速度・デュレーション」を選択します。

  • STEP2
    速度の指定
    「速度」の数値を指定します。

    数値は、2倍速なら「200%」、5倍速なら「500%」といった感じ。
    逆に数値を下げるとスローにすることができます。

  • STEP3
    早送り完了
    クリップが縮んでいれば、早送りの編集完了です。

方法②|レート調整ツールで早送り

「レート調整ツール」の方法は、クリップ調整で早送りするので、

メリット

クリップの長さを基準にした調整が可能

2つのクリップの間に合うよう調整したい場合』はこの早送り方法がオススメです。

手順は、以下の通り。

  • STEP1
    レート調整ツールを選択
    ツールパネルから「レート調整ツール」を選択します。

    ツールパネルにレート調整ツールが表示されていない場合は、「リップルツール」または「ローリングツール」の長押しで切り替えができます。

  • STEP2
    クリップを縮める
    早送りしたいクリップの端にマウスを移動させ、クリップをつまんで縮めます。

  • STEP3
    早送り完了
    任意の長さにクリップを縮めれば、早送りの編集完了です。

方法③|タイムリマップ

「タイムリマップ」の方法は、クリップ上のラバーバンドで早送りするので、

メリット

キーフレームと併用し、速度を徐々に変化させることも可能

キーフレームを打つには、⌘を押しながらラバーバンドを任意の位置まで動かします。

手順は、以下の通りです。

  • STEP1
    「タイムリマップ」を選択
    早送りしたいクリップ上の「fx」→「タイムリマップ」→「速度」を選択します。

  • STEP2
    ラバーバンドを調整
    クリップ上に現れた線(ラバーバンド)を掴んで動かします。

    ラバーバンドは、上なら早送り、下ならスローといった感じに速度が変わります。
    ラバーバンドが見えない場合は、トラックの空欄部分をダブルクリックして幅を広げましょう。

  • STEP3
    早送り完了
    クリップが縮まれば、早送りの編集完了です。

早送りを滑らかにするコツ

早送りはしたけど、再生すると動画がカタカタする…なんてこともあると思います。

そんな時には、「補完」機能で動画を滑らかに再生してみましょう!

早送り編集したクリップを滑らかにする手順

早送り編集をしたクリップ上で右クリック→「補完」をします。

展開したメニューの中から適用したい補完の内容を選択しましょう。

「速度・デュレーション」の場合は、プルダウンから補完の種類を選択できます!

「補完」機能の種類

補完には、以下の3つがあります。

  1. フレームサンプリング
  2. フレームブレンド
  3. オプティカルフロー

以下で、それぞれについて解説します。

①フレームサンプリング

フレームの繰り返しや削除により、クリップ内の素材を目的の速度に合わせる補完

通常、早送りをした際のデフォルト設定になります。

フレームサンプリングで動画がカタカタしてしまう場合には、以下の2つを試してみましょう!

②フレームブレンド

フレームごとの細かな違いをぼかしなどで滑らかにする補完

素材を早送りにした場合、フレーム間の映像の違いで動画がカタカタすることも。

なので、早送りの編集をした場合はフレームブレンドを使いましょう!

③オプティカルフロー

ピクセルの分析と予測に基づき、不足している部分のフレームを補ってくれる補完

素材をスローにした場合、フレームが不足して動画がカタカタしてしまうことも。

なので、スローに編集した場合はオプティカルフローを使いましょう!

早送りした動画を逆再生するには!?

早送りした動画は「逆再生」することも可能です。

手順は、以下の通り。

  • STEP1
    速度・デュレーションを選択
    早送りしたいクリップ上で右クリック→「速度・デュレーション」を選択します。

  • STEP2
    逆再生にチェック
    「速度・デュレーション」のウィンドウ内にある「逆再生」にチェックを入れます。

他にも「速度・デュレーション」のウィンドウ内には、

  • オーディオのピッチを維持
    速度を変更しても、オーディオの音程が変わらず、速度だけが変化
  • 変更後に後続のクリップをシフト
    速度を変更したクリップの長さに合わせて、後ろのクリップが移動

といった機能もあります。

特に「変更後に後続のクリップをシフト」は、クリップを詰める一手間を省いてくれます

後ろに別の素材を差し込むとき以外は、常にチェックを入れておくと良いでしょう!

まとめ

今回は、Premiere Proで動画を早送りにする方法について解説してきました。

早送りを取り入れることで、動画にメリハリが付き、視聴維持率を上げることができます。

補完なども使いながら、滑らかな早送りで動画のクオリティをUPしていきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。