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部分的に明るくする!Premiere Proの明るさ調整法

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動画編集をしていて、「ここだけ明るくしたい!」ってことありませんか?

・肝心な被写体が暗くなってしまったけど、明るくする方法ってある?
・部分的に明るくしてハイライトっぽくしたいんだけど…

と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

Premiere Proではエフェクトを使って、部分的に明るくすることが可能です。

そこで今回は、Premiere Proで動画を部分的に明るくする方法について解説していきます。

YouTuberの動画編集の際、私が実際に使っている方法を紹介していきますね!

【この記事は約3分で読めます】

Premiere Proで動画を部分的に明るくする方法

今回解説するのは、「Lumetriカラー」を使った方法です。

Lumetriカラーは、各種パラメータを使って色調整をおこなうためのもの。

  1. エフェクトパネルからエフェクトを適用する
  2. Lumetriカラーパネルから直接、調整する

の2つの方法でクリップに適用することができます。

Lumetriカラーの適用方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。

今回は、動画を部分的に明るくするのにマスクを使うため、Lumetriカラーの適用はエフェクトパネルからおこないましょう

詳しい手順を、以下で解説していきます。

動画を部分的に明るくする手順

Premiere Proで動画を部分的に明るくする手順は、以下の3ステップです。

①エフェクトを適用

エフェクトパネルから「ビデオエフェクト」→「カラー補正」→「Lumetriカラー」を選択します。

選択した「Lumetriカラー」エフェクトを、クリップに適用します。

②マスクの作成

エフェクトコントロールパネルの「Lumetriカラー」項目からマスクを選択します。

  • 楕円形マスクの作成:明るくしたい部分が円形の場合
  • 4点の長方形マスクの作成:明るくしたい部分が四角形の場合
  • ベジェのペンマスクの作成:明るくしたい部分が不規則な形の場合

上記のように、明るくしたい部分の形に合わせて適切なマスクを選択してください。

楕円形・長方形マスクの場合

プログラムパネルに、作成したマスクが現れます。

以下の方法で、マスクの位置、大きさを調整することができます。

  • 位置移動:手のマークでマスクをつまみ、移動させる
  • 大きさ調整:四角い部分をマウスでつまんで、調整する

ペンマスクの場合

プログラムパネル上で、マウスがペンの形に変わります。

明るくしたい部分をクリックしながら囲むことで、マスクが作成されます。

一度作成したマスクは、楕円形・長方形マスクの場合で解説した方法で、同様に移動や大きさを調整することができます。

③値の指定

エフェクトコントロールの「Lumetriカラー」項目で「基本補正」を開きます。

「トーン」項目の「露光量」の値を指定して、マスク部分を明るくします。

これで、動画を部分的に明るくすることができました。

まとめ

今回は、Premiere Proで動画を部分的に明るくする方法について解説しました。

部分的に明るくする方法を知っていれば、動画を撮り直すことなく生かすことができます。

「せっかく撮ったのに、肝心な被写体が暗かった!」なんてときに、是非活用してみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。