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【完全図解】一目でわかる!Photoshopで文字を加工する方法

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Photoshop(フォトショップ)で文字を入力し、加工しようと思っても、ツールがたくさんあって一目ではどうやるのかわかりませんよね!?でもそんな基本的なこと、今さら聞けない!

そこで今回は、今回は、本ブログのアイキャッチ画像やYouTuberのサムネイル作成をしている私が、実際にやっている『Photoshopで文字を加工する方法』について解説していきます。

Photoshopで文字を入力する方法

Photoshopでは、文字ツールを使って、文字を入力します。以下で、詳しく順序を解説します。

 

①横書き文字ツールを選択し、ドキュメントウィンドウで1クリック

 

すると、文字を入力するためのカーソルが点滅して出てきます。

 

②文字を入力

 

③文字パネルを使って、文字を調整

文字を調整するには、「文字パネル」を使います。

ワークスペースに文字パネルが出ていない場合は、メニューバーの「ウィンドウ」→「文字」をクリックすると、パネルが出てきますよ。

上の図に、文字パネルにある機能をまとめました。

 

フォントの検索と選択

フォントの種類を選びます。フォントは、プルダウンから選択、または、使用したいフォントを追加することで使用できます。

 

フォントのスタイルを設定

文字の太さを選べます。フォントの種類によって、選択できるスタイルの数は変わります。

 

フォントサイズを設定

文字の大きさを決めます。数値は、プルダウンで選択、または直接入力で指定します。

 

行送りを設定

2行以上になったときの、行間を決めます。数値は、プルダウンで選択、または直接入力で指定します。

 

文字間のカーニングを設定

2つの文字の間隔を調整できます。調整したい2文字の間にカーソルを置き、数値を指定します。数値は、プルダウンで選択、または直接入力で指定します。

 

選択した文字のトラッキングを設定

文字と文字の間隔を調整できます。数値は、プルダウンで選択、または直接入力で指定します。

 

選択した文字にツメを設定

トラッキングと同様に、文字と文字の間隔を調整できます。トラッキングは、右の文字との間隔を調整するのに対し、ツメは左に何%詰めるかを指定します。数値は、プルダウンで選択、または直接入力で指定します。

 

垂直比率

文字の縦の大きさを調整できます。通常は100%です。数値は、直接入力で指定します。

 

水平比率

文字の横の大きさを調整できます。通常は100%です。数値は、直接入力で指定します。

 

ベースラインシフトを設定

選択した文字部分をベースラインからシフトできます。通常は0です。プラスの数値で上にシフト、マイナスの数値で下にシフトすることができます。数値は、直接入力で指定します。

 

カラー

文字の色を決めます。色は、カラーピッカーから選択するか、数値を入力することで指定できます。

 

また、メニューバーの「ウィンドウ」から文字パネルを追加すると、「段落パネル」も一緒に追加されます。こちらも文字の調整をするパネルです。下の図に、段落パネルにある機能もまとめておきます。

以上で、文字を入力することができました。

 

Photoshopで文字を加工する方法

Photoshopでは、文字を加工する方法が大きく2つあります。

  • ツールオプションバーでの加工:色付け、文字の変形など
  • レイヤースタイル:影付け、縁取りなど

ツールオプションバーでの加工は、色付け、文字の変形加工くらいです。一方、レイヤースタイルでの加工は、特殊効果を加えることでよりデザイン性の高い文字加工ができる方法になります。

以下で、それぞれの方法を詳しく解説していきます。

 

ツールオプションバーでの文字加工

上の図に、ツールオプションバーの機能をまとめました。多くの機能は、文字パネルと同じものになります。ここでは、ツールオプションバーの「ワープテキスト」を使ってできる文字の変形加工について詳しく解説します。

 

文字を選択したまま、ワープテキストをクリックすると、小さなウィンドウが出てきます。

スタイルを選択し、カーブとゆがみを調整すると、文字を変形加工することができます。

以上が、文字パネルとツールオプションバーを使った文字加工の方法です。

 

レイヤースタイルで文字を加工する方法

文字のあるテキストレイヤーに、「レイヤースタイル」を追加することで、よりデザイン性の高い文字加工をすることができます。レイヤースタイルの追加は、レイヤーパネルの「fx」ボタン→追加したい効果をクリックして追加できます。

追加できるレイヤースタイルは、10種類あります。

  • ベベルとエンボス
  • 境界線(縁取り)
  • シャドウ(内側)
  • 光彩(内側)
  • サテン
  • カラーオーバーレイ
  • グラデーションオーバーレイ
  • パターンオーバーレイ
  • 光彩(外側)
  • ドロップシャドウ

以下で、それぞれの加工を詳しく解説します。

 

ベベルとエンボス

ベベルとエンボスを追加すると、文字に傾斜が付き、浮き上がったような加工を加えることができます。スタイルは下の5種類です。

 

境界線(縁取り

境界線とは、いわゆる文字の縁取りをする加工のことです。

下の図にまとめた項目を指定することで、加工具合を調整することができます。

 

シャドウ(内側)

シャドウ(内側)とは、文字の内側に影を付ける加工のことです。

下の図にまとめた項目を指定することで、加工具合を調整することができます。

 

光彩(内側

光彩(内側)とは、文字の内側にぼかしを付け、光っているように加工することです。

下の図にまとめた項目を指定することで、加工具合を調整することができます。

 

サテン

サテンとは、文字につや出し仕上げのような加工することです。指定した色でつや出しをします。

下の図にまとめた項目を指定することで、加工具合を調整することができます。

 

カラーオーバーレイ

カラーオーバーレイとは、指定したカラーで塗りつぶす加工のことです。不透明度が0に近いほど、文字本来の色に近くなります。

 

グラデーションオーバーレイ

グラデーションオーバーレイとは、指定したグラデーションカラーで塗りつぶす加工することです。

下の図にまとめた項目を指定することで、加工具合を調整することができます。

 

グラデーションは、プリセットからの選択、または、自分自身でカスタマイズすることもできます。カスタマイズする場合は、カラーピッカーで選択しましょう。

 

パターンオーバーレイ

パターンオーバーレイとは、指定したパターンで塗りつぶす加工することです。

下の図にまとめた項目を指定することで、加工具合を調整することができます。

パターンは、プリセットからの選択、または、画像を読み込むことでプリセット以外のパターンを選択することもできます。

 

光彩(外側)

光彩(外側)とは、文字の外側をぼかして、光っているように加工することです。

下の図にまとめた項目を指定することで、加工具合を調整することができます。

 

ドロップシャドウ

ドロップシャドウとは、文字に影を付ける加工のことです。

下の図にまとめた項目を指定することで、加工具合を調整することができます。

 

以上が、レイヤースタイルを使った文字の加工方法になります。

 

まとめ

今回は、『Photoshopで文字を加工する方法』について解説してきました。

Photoshopの文字加工は、種類がたくさんあって全てを理解するのは難しいですが、その分、表現できるデザインの幅も広がっています。一度に全ての加工方法を理解するのではなく、いいなと思うデザインを見つける度に、その加工方法を習得していくのが良いと思います。

まとめ
  1. Photoshopで文字を入力する
  2. Photoshopで文字を加工する方法は2つ
    ・ツールオプションバーでの文字加工
    ・レイヤースタイルでの文字加工
    ベベルとエンボス
    境界線(縁取り)
    シャドウ(内側)
    光彩(内側)
    サテン
    カラーオーバーレイ
    グラデーションオーバーレイ
    パターンオーバーレイ
    光彩(外側)
    ドロップシャドウ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。