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YouTube Shortsを簡単作成!Filmoraの編集法

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動画編集ではいわゆる普通の横長動画だけでなく、再生時間の短いショート動画を作成することもあると思います。

しかし、普通の動画作成の設定ではショート動画を作ることはできません。

・ショート動画ってどうやって作るの?
・普通の動画でもショートに編集し直すことってできる?

といった疑問を抱えている方も多いでしょう。

そこで今回は、Filmoraでショート動画(shorts)を作成する方法について解説します。

【この記事は、約6分で読めます】

そもそもYouTubeのショート動画とは?

YouTubeのショート動画とは、最大60秒までの動画を投稿できるサービスのこと(YouTubeヘルプ)。

通常の動画はアスペクト比(縦横比率)が16:9と縦長ですが、ショート動画は9:16と縦長になります。

「最大60秒」ですが、YouTubeにアップした際、動画の尺が1秒プラスされることがあります

なので、 ショート動画を作る際は58〜59秒程度で作るのがオススメです。

FilmoraでYouTubeのショート動画を作成する方法

Filmoraはショート動画のための機能が備わっていて、かなり便利な動画編集ソフトです。

まずは、基本的なショート動画作成のステップを

  1. プロジェクトの作成
  2. ショート動画を編集
  3. ショート動画の書き出し

の3つの段階に分けて解説していきます。

①プロジェクトの作成

Filmoraを立ち上げ、アスペクト比を9:16(縦画面)を選択して新しいプロジェクトを作成します。

これだけで、ショート用のアスペクト比になったプロジェクトが勝手に作成されます。

通常の16:9でプロジェクトを作成してしまった場合でも、

メニューバーの「ファイル」→「プロジェクトの設定」

からアスペクト比を9:16(縦画面)に変更することができますよ。

②ショート動画を編集

素材の動画を読み込み、タイムラインに挿入します。

このとき、素材によっては下のような通知が出る場合があります。

これは、挿入した素材とタイムラインの解像度またはフレームレートが異なっているという通知です。

基本的には、「プロジェクト設定を保持する」をクリックしましょう。

タイムラインに素材を挿入することができたら、あとは編集するのみです。

カットやテロップ、BGMなどを入れて、動画を編集しましょう。

Filmoraのカットやテロップ入力、BGMの調整などについて詳しく知りたい方は、これらの記事を参考にしてみてください。

③ショート動画の書き出し

編集を終えたら、ショート動画として書き出しをしていきます。

右上の「エクスポート」ボタンをクリックします。

表示されたウィンドウから以下の項目を設定していきます。

  • ファイル名:ショート動画の名前
  • 保存先:ショート動画の保存場所
  • プリセット:「設定」で詳細を指定 ※後述で解説します
  • フォーマット:MP4

上記の「プリセット」の項目では、以下の項目を設定しましょう。

  • エンコーダ:H.264
  • 解像度:カスタム 1080×1920
  • フレームレート:動画に合わせて設定(迷ったら30fpsか60fps)

上記の項目を指定したら、「エクスポート」ボタンを押して動画を書き出しましょう。

横動画をショート動画に編集し直す方法

ショート動画を作成する際、アスペクト比16:9の通常サイズ動画を素材に編集する場合も多いと思います。

しかし、16:9の動画を取り込むと、下のように上下に黒帯の入った状態で表示されます。

そこで今回は、横動画(16:9)をショート用に全画面表示に編集し直す方法についても解説していきます。

全画面表示にする方法は、

  • フィットサイズにクロップ
  • スケールを拡大

の2つの方法があります。

以下で、1つずつ解説していきます。

フィットサイズにクロップ

全画面表示したいクリップの上で右クリック→フィットサイズにクロップ」をします。

すると、9:16の比率に動画が拡大・クロップ(切り落とし)され、全画面表示にすることができます。

「フィットサイズにクロップ」を使用した方法は、1クリックで自動的に全画面表示にしていくれるので便利です。

しかし、表示したいところが端にある場合、クロップと共に切れてしまいます

そんなときは、次に解説するスケールを拡大させることで全画面表示をしましょう。

スケールを拡大

全画面表示したいクリップをダブルクリックして、調整ウィンドウを表示させます。

「スケール」で「X、Y」の数値を全画面表示になるまで大きくします。

表示したい対象が画面から切れてしまっている場合は、「位置」の項目で「X、Y」の数値を指定して、表示位置を調整しましょう。

Filmoraのショート動画作成テクニック3選

Filmoraは、便利な機能が備わっていてショート動画の作成を手軽におこなえる編集ソフトです。

今回は、ショート動画作成の際に使えるテクニックを3つご紹介します。

オートリフレーム

人や物など、動く対象をショート動画に編集し直す際に便利なのが、オートリフレーム

対象物の動きに合わせて、自動で動画を書き出してくれる機能になります。

読み込んだ素材の上で右クリック→オートリフレーム」をクリックします。

ショート用に書き出す場合は、「9:16」を選択します。

細かい調整をしたい場合は、「フレーム調整」をONにすることで細かい調整をおこなうことができます。

調整ができたら、「エクスポート」ボタンを押して書き出します。

この動画をプロジェクトにインポートすれば、動きのある動画をショート動画に編集し直すことができますよ。

ブラー(ぼかし)

通常アスペクト比の動画を16:9のまま使用したい場合、ブラー(ぼかし)を使うのがオススメ

16:9の動画を取り込んだ際に上下にできる黒帯をぼやかすことができます。

ブラーを入れるには、メディアパネルの「エフェクトフィルターブラー(背景)をクリックします。

好きなブラーのエフェクトを選択し、タイムラインに挿入します。

これで、背景にぼかしを入れることができます。

トランジッション

ショート動画は短時間で印象に残るものに仕上げる必要があるため、メリハリを付けることも重要です。

画面の切り替えなどにトランジションを使用すると、動画に強弱が生まれて効果的です。

トランジションを入れるには、メディアパネルの「トランジション」から好みのものを選択します。

場面の切り替わるタイミングなどにトランジションを挿入します。

Filmoraは、トランジションのテンプレもたくさん用意されているので、初心者でもプロレベルのショート動画を簡単に作ることができますよ。

まとめ

今回は、Filmoraでショート動画(shorts)を作成する方法について解説しました。

動画編集をしていると、通常の動画(アスペクト比16:9)だけでなくショート動画の編集機会も出てくると思います。

今回解説した方法を使って、ぜひショート動画も制作してみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。