動画編集をしていて、
・オシャレな字幕を入れたい
・字幕をカッコよく出したい
と、字幕のクオリティを上げたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
Filmora(フィモーラ)では「高度編集」という機能を使って、1ランク上の字幕に仕上げることができます。
そこで今回は、Filmoraの高度編集でできる字幕の設定について解説します。
【この記事は、約4分で読めます】
Filmoraの高度編集でできること【テキスト編】
Filmoraではテンプレで字幕やテロップを入れる以外に、「高度編集」という機能を使ってより詳細にテキスト編集をすることができます。
高度編集で調整できる基本的な内容は、
- 塗りつぶし
- アウトライン
- シャドー
の3つがあります。
以下で、1つずつ解説していきます。
塗りつぶし
「塗りつぶし」では、テキストの色を調整することができます。
塗りつぶしのタイプは、
- テキストの塗りつぶし
- グラデーションで塗りつぶし
- イメージ塗りつぶし
の3つがあります。
テキストの塗りつぶし
テキストの塗りつぶしを選択すると、以下の項目で調整することができます。


グラデーションで塗りつぶし
グラデーションで塗りつぶしを選択すると、以下の項目で調整することができます。


イメージ塗りつぶし
イメージ塗りつぶしを選択すると、以下の項目で調整することができます。

塗りつぶしは、ボタンでON/OFFすることができます。

アウトライン
「アウトライン」では、テキストの縁を付けることができます。
アウトラインを付ける場合は、ボタンをONにして以下の項目を調整します。


シャドー
「シャドー」では、テキストに影を付けることができます。
シャドーを付ける場合は、ボタンをONにして以下の項目を調整します。


Filmoraの高度編集で字幕に背景を付ける方法
高度編集を使えば、

上の画像のように、字幕に背景を付けることも可能です。
まずは、高度編集のウィンドウでできることを解説します。
高度なテキスト編集の基本機能
高度なテキスト編集のウィンドウでは、上記で解説した3項目の他に、以下の項目を追加・調整することができます。

字幕に背景を付ける手順
字幕に背景を付けるには、「図形の追加」を使います。
手順は、以下の3ステップです。
①図形を追加
高度なテキスト編集のウィンドウで、「図形の追加」→ 好きな図形をクリックします。

②テキストを削除
プレビュー画面に現れた図形のテキスト部分をダブルクリックします。
カーソルが現れるので、表示された文字を削除します。

③図形を調整
赤枠内で図形のレイヤーの部分をつまみ、テキストのレイヤーの下に移動させます。

テキストの長さに合わせて、図形の大きさを調整しましょう。
右側のタブで色や透明度などを調整します。

Filmoraの高度編集で字幕にアニメーションを付ける方法
Filmoraの高度編集ではテキストの装飾だけでなく、アニメーションを付けることもできます。
テキストにアニメーションを付ける手順は、
- クリップを選択
- アニメーションを適用
- アニメーションの長さを調整
の3ステップです。
以下で、詳しく解説します。
①クリップを選択
アニメーションを適用したいクリップを選択します。

②アニメーションを適用
アニメーションのタブをクリックし、挿入したいアニメーションを選択します。

緑色の枠で選択されれば、そのアニメーションがクリップに適用されます。
③アニメーションの長さを調整
クリップに適用したアニメーションの両端をマウスでつまみ、長さを調整します。

高度編集でカスタムとして保存
Filmoraの高度編集では、編集したテキストの装飾やアニメーションをカスタムとして保存しておくことができます。
高度なテキスト編集のウィンドウで「カスタムとして保存」をクリックします。

任意の名前を入力し、「保存」をクリックします。

次回以降は、「タイトル」タブ→「カスタム」から保存した字幕を選択できます。

まとめ
今回は、Filmoraの高度編集でできる字幕のさまざまな設定について解説しました。
高度なテキスト編集をマスターすることができれば、字幕やテロップの幅が広がります。
今回解説した高度編集を使って、ぜひ1ランク上の字幕を入れていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
テキストに背景を付けている場合は、背景にあてた図形のクリップにも同様のアニメーションを適用し、同じ長さに調整しましょう。