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動画の適切な音量とは?FilmoraでBGMを調整する方法

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動作を編集する際、BGMや音声などの音量を調整することは、

・意図した内容をわかりやすく伝える
・動画視聴者に不快感や違和感を与えない

などの点から重要になる作業です。

視聴者に心地よく動画を見てもらうためにも、音量を調整することは必要不可欠。

そこで今回は、Filmoraで音量を調整する基本的な方法について解説していきます。

初心者の方でも迷わずできるように解説しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

【この記事は、約5分で読めます。】

Filmoraで音量を調整する方法

Filmoraで音量を調整する方法は、

  1. タイムライン上で音量を調整
  2. オーディオ調整ウィンドウで音量を調整
  3. オーディオミキサーで音量を調整

の3つの方法があります。

以下で、1つずつ手順を解説していきます。

タイムライン上で音量を調整

1つ目は、タイムライン上で音量を調整する方法になります。

タイムラインに挿入したオーディオクリップ上にあるボリュームバンドにマウスを持っていきます。

バンドをつかみ、

  • 音量を小さくする:バンドを下に移動させる
  • 音量を大きくする:バンドを上に移動させる

で音量を調整します。

ボリュームバンドを使った音量調整は、タイムライン上ですぐにおこなえるので一番手軽な方法です。

オーディオ調整ウィンドウで音量を調整

2つ目は、オーディオ調整ウィンドウで音量を調整する方法になります。

タイムラインに挿入したオーディオクリップをダブルクリックします。

オーディオタブの「音量」の項目で、

  • 白いバーの丸を左右に動かす
  • 数値を入力する
  • 数値上でマウスをクリックしながら左右に動かす

のいずれかでボリュームを指定することができます。

細かい数値を使って音量調整をしたい場合は、オーディオ調整ウィンドウで調整するようにしましょう。

オーディオミキサーで音量を調整

3つ目は、オーディオミキサーで音量を調整する方法になります。

タイムラインの右上にあるアイコンから「オーディオミキサー」のボタンをクリックします。

開いたオーディオミキサーのウィンドウは、以下の項目を表しています。

音量は、

  • ミキサーの左側にあるつまみを上または下に移動
  • 数値を指定

のどちらかで調整することができます。

動画全体、またはトラックごとに音量調整をしたい場合は、オーディオミキサーで調整するのがオススメです。

部分的に音量を調整する方法

Filmoraでの音量調整には、動画全体やトラックごとにボリュームを指定する以外に、一部分だけ指定することも可能です。

以下で、1つずつ手順を解説していきます。

クリップの一部分の音量を調整する

クリップの途中で部分的に音量を調整するには、キーフレームを使っておこないます

手順は、以下の5つです。

今回は、クリップの一部分の音量を小さくする場合で解説します。

①クリップを選択

音量を調整したいクリップをダブルクリックしてオーディオ調整ウィンドウを開きます

②開始点にキーフレーム

音量を小さくし始めるところ開始点に再生ヘッドを移動させ、数値を指定してキーフレームを打ちます。

③音量の最小値でキーフレーム

音量が最も小さくなるところに再生ヘッドを移動させ、音量の数値を指定します。

数値を指定すれば、キーフレームは自動的に打たれるのでクリックは不要です。

④開終点にキーフレーム

音量を小さくし終わるところ開終点に再生ヘッドを移動させ、音量の数値を指定します。

⑤OKでウィンドウを閉じる

②〜④で音量を指定し終えたら、オーディオ調整ウィンドウの右下「OKボタンをクリックします。

以上で、クリップの途中で部分的に音量を調整することができます。

一度キーフレームを打てば、タイムライン上の◇マークをつまんで上下させることでも調整することが可能ですよ。

微調整をする際などに利用してみてください。

音量をフェードイン・フェードアウトさせる

​​音量をフェードイン・フェードアウトさせる方法は、

  1. タイムライン上で調整する
  2. オーディオ調整ウィンドウで調整する
  3. キーフレームを使って調整する

の3つがあります。

詳しい方法について知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

音量を調整する際の目安とは!?

音量の目安は、素材の元々のボリュームによって異なりますが、

  • BGMがメインのとき:-5dB〜-15dBくらい
  • トークがメインのBGM:-15dB〜-35dBくらい
  • トークの音声:0dB〜-5dBくらい

になるように調整すると、ちょうど良くなると思います。

また、画面右端にオーディオインジケータを表示させることで、視覚的に音量を確認することも可能です。

赤色に振り切っていると音量が大きすぎる場合があります。

オーディオインジケータの振れ具合なども確認しながら、音量を調整してみましょう。

まとめ

今回は、Filmoraで音量を調整する基本的な方法について解説してきました。

動画編集における音量調整は、動画を心地よく視聴してもらうために必須の作業です。

作業工程のTPOに合わせて、調整方法を選択しながら音量調整をしていきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。